医療保険比較のポイント

入院をした時などにお金が受け取れる医療保険。各保険会社から様々な商品が販売されており、どの医療保険に入ればいいのかわからない、という方も多いです。複数の医療保険を比較検討して自分に合った最適なものを選ぶためのポイントをまとめます。

医療保険の違いはどこに？

複数の保険会社から保険を選ぶ際、当然、同じ保障内容ならば安い保険料のものを選ぶべきです。しかしながら医療保険は保障内容が全く同じというものはありません。医療保険の保障は入院保障、手術への保障だけでなく、通院保障、先進医療保障、特定疾病への保障等、保障範囲は様々です。

入院給付金に関しても１入院あたりの支払限度日数は保険商品によって60日、120日、180日と異なります（短いほど保険料は安くなり、長くなると保険料は高くなる）。手術給付金に関しても健康保険適用の手術全てが対象となる場合と、約款に対象となる手術の種類を定めたものとがあります。

医療保険比較のポイント

医療保険は条件を同じにして保険料を比較することが難しいため、自分が医療保険に望むものは何か、を検討し選んで行く必要があります。例えば入院給付金に関しては、入院が短期化していることを踏まえ１入院あたり60日までしから支払われないものが多くなっています。一方最近では、通常の病気や怪我の入院なら60日までしか入院給付金が支払われないが、三大疾病や七大疾病（生活習慣病）での入院では入院給付金を受け取れる日数が、120日になったり、入院日数無制限になったり、という保険も増えてきました。

保険料をできるだけ安くして最低限の保障を確保しておくことを重視するならシンプルな60日タイプの中から選んでいけばいいでしょうし、三大疾病等生活習慣病が怖いので保障を厚くしておくことを重視するならば、生活習慣病での入院支払日数が増えるタイプから選んでいくべきです。

どの医療保険を選ぶべきか

医療保険に何を望むのかを整理すると、複数の医療保険の中から最適なものを選ぶことができます。ただ自分一人で全てを調べるのは大変なので保険ショップや保険訪問相談等で相談するのもよいでしょう。また今後も医療のあり方は変化していくはずで、医療保険も医療の変化に合わせて今後もリニューアルされていくでしょう。医療保険は随時見直しをしていくことも大切です。