生命保険は一度入ったらそのまま、にするのではなく、ライフイベントの発生やライフスタイルの変化に合わせて見直す必要があります。具体的には、就職、結婚、出産、マイホーム購入、子ども独立等のタイミングでは必ず保険を見直しておくべきです。保険ショップ等での保険見直し相談の参考になれば幸いです。

保険見直しのタイミング1:社会人になった時

生命保険見直しのタイミングの1つ目は社会人になったタイミングです。親に頼らず自分で自分の面倒はみたいもの。一般的には自分の葬儀費用(300万円程度)の確保のための死亡保障と、入院による家計へのダメージを和らげるための医療保険などが必要になります。親が加入して親が保険料を負担している保険の契約者の変更(自分自身で保険料を払うように変更する)もしてあげたいところです。

保険見直しのタイミング2:結婚

生命保険の見直しタイミングの2つ目は結婚。夫は自分が死亡しても妻が生活に困らないように死亡保障に入るのが一般的です。夫婦共働きであれば、妻が死亡した場合の死亡保障も確保してよいでしょう。独身時代には葬儀費用分くらいしか死亡保障に入っていなかったとしても、結婚をした後は残された妻(夫)の生活費をいくらかはカバーするような保障をつけた方が望ましいです。独身時代に加入した保険の保険金受取人は親にしていることが多いです。それを妻(夫)に変更することも忘れずに。

保険見直しのタイミング3:子どもが生まれた時

生命保険の見直しタイミングの3つ目は子どもが生まれた時。親に万一のことがあってもいいように、その子の教育費分に相当する生命保険には加入しておいた方がよいでしょう。一般に教育資金は一人当たり1,000万円~1,500万円かかると言われています。子どもの成長とともに必要な保険金額も減っていきますので、収入保障保険や逓減定期保険などを活用するのが合理的(終身の死亡保障や一般的な定期保険よりも保険料は安くなります)。

保険見直しのタイミング4:住宅ローンを組んだ時

生命保険の見直しタイミングの4つ目は住宅購入時。住宅ローンを組んでマイホームを購入するタイミングで生命保険の見直しが必要です。なぜなら住宅ローンを組むと団体信用生命保険(団信)という保険に半ば強制的に加入しなければならないからです。団信というのはローンの契約者が亡くなった場合に保険金が支払われ、住宅ローンの残金を一括返済してくれるというもの。これにより万一のことがあっても遺族に住宅ローンの返済義務を残さずに済むわけです(逆に銀行としても確実に借金を回収できる)。団信に加入するということは、その分、通常の生命保険の金額を減らすことができるということになります。住宅購入時にはやらなければならないことがたくさんあって、つい保険の見直しは忘れがち。落ち着いてからでよいので一度保険ショップ等でご自身の保険の内容をチェックしてもらうとよいでしょう。

保険見直しのタイミング5:子供が独立した時

生命保険の見直しが必要なタイミングの5つ目は子どもが独立した時。子どもが社会人になるということは、面倒を見る必要がなくなるということです。自分が亡くなった時に子どもの教育費で困らないように生命保険をかけておいた、という場合、その分の保障は不要になります。

無料保険相談で、月々の保険料が32,629円から14,318円まで削減!
年間20万円以上も保険料を安くできました!