生命保険や医療保険に夫は加入しているけれど、専業主婦の妻には不要だろうと思っている方も多いです。しかし専業主婦であっても子どもがいる場合には保険の加入は考えておいた方がよい場合があります。専業主婦に必要な保障について考えます。
専業主婦で子どもがいる場合に病気になってしまったら
専業主婦で子育て中というケースを考えます。もし病気やケガで妻は家事ができないとなった場合にはどうなるでしょうか。入院・通院に必要なお金は何とかするとしても、その間の子どもの面倒は誰が見ることになるでしょうか。
自分や夫の実家が近くにあったり、兄弟が近くに住んでいたりして、自分の代わりに子どもの面倒を見てくれる人がいるのであれば、特に金銭的な負担は必要ないかもしれません。逆に頼れる人が近くにいないケースでは、子どもを預けたりベビーシッターを依頼したりするための支出は想定しなければなりません。もしそういう場合には、その分の支出に備えるために医療保険等に加入しておく必要があると言えます(貯蓄等を蓄えておく、ということもリスクへの備えになります)。
子どもがいる専業主婦が死亡した場合のリスク
専業主婦で子育て中の妻が死亡してしまう場合どうなるでしょうか。子どもの面倒は誰が見ることになるでしょうか。現実的には、夫の親や妻の親が子どもの面倒を見るということになるでしょう。仮に自分の親や夫の親が子どもの面倒を見てくれることになっても、生活を立て直す間はいろいろと出費がかさむことも考えられます。そうした事態に備えるためにも、専業主婦の妻であっても少額でよいので死亡保障に加入しておくという考え方もできます(十分に貯蓄があれば不要かもしれません)。
専業主婦に必要な保障について考えてみましたが、親等が近くに住んでいるかどうか等置かれた状況によって各家庭で異なります。自分たちに必要な保障は何か、を整理するにはショッピングモール等にある来店型保険ショップや訪問型保険相談等で保険のプロに相談してみるのもよいでしょう。