フレキシィ(Flexi)はメットライフ生命が発売している掛捨てタイプの終身医療保険で、プロが選ぶ保険ランキングでも上位にくる人気の医療保険。フレキシィの特徴は「七疾病での入院なら日数無制限で入院給付金が受け取れる」という点です。
メットライフ生命の医療保険フレキシィ(Flexi)の特徴
メットライフ生命の医療保険フレキシィ(Flexi)の特徴は以下のようになります。
フレキシィの主な特徴
・保険料は掛捨ての終身医療保険。
・七疾病での入院の場合、支払日数無制限の特約が付けられる。
・放射線治療1回につき20万円の保障。
・手術に関しては約1000種類を保障。
・三大疾病になった場合に一時金が受け取れる特約をつけられるが、その受取条件が他社より有利。
フレキシィの最大の特徴は「入院給付金の支払われる日数」という点にあります。通常の病気や怪我による入院であれば入院給付金は60日までしか支給されない一方、七疾病での入院なら支払日数が無制限になっています(七疾病入院延長給付金)。比較的安い保険料で重い病気にも備えられるという点が評判になっています。
七疾病というのはガン、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、高血圧症、肝疾患、腎疾患の7つのこと。これらの病気は長期入院の可能性がありますが、フレキシィでは支払日数無制限で入院給付金が受け取れます。通常の入院保障の最大日数は60日と短くする一方、七大疾病での入院の場合は支払日数無制限で入院保障をつける(七疾病入院延長給付金)ようにしたことで、安価な保険料で手厚い保障をつけられるという点がフレキシィ(Flexi)の最大のメリットと言ってよいでしょう。
フレキシィの三大疾病一時金
フレキシィでは、三大疾病になった場合に一時金が受け取れる特約があります。同様の保障がある他社の医療保険と比較して、フレキシィの三大疾病一時金は使い勝手がよいというのもフレキシィ(Flexi)のメリットだと言えます。
ガン診断一時金が支払われる条件
ガンと診断確定されたとき(2回目以降は所定の手術、放射線治療、または抗がん剤治療を受けたとき)。
脳血管疾患一時金が支払われる条件
脳血管疾患により、開頭術、開胸術、開腹術、ファイバースコープ手術または血管・バスケットカテーテル手術に該当する手術を受けたとき、または、継続20日以上の入院をしたとき。
心疾患一時金が支払われる条件
心疾患により、開頭術、開胸術、開腹術、ファイバースコープ手術または血管・バスケットカテーテル手術に該当する手術を受けたとき、または、継続20日以上の入院をしたとき。
(出典:メットライフ生命のWEBサイト)
他社の医療保険と比較した場合、このうちガン診断一時金の支払条件には大差がないと言えます。一方、脳血管疾患、心疾患については違いがあります。フレキシィ以外の多くの医療保険では、三大疾病に関する保障は「心筋梗塞で60日以上の労働制限がある場合」「脳卒中で60日以上の後遺障害がある場合」という条件がついているものが多いです。実はこの60日条件を満たす人というのはそれほど多くありません。これらと比較してフレキシィ(Flexi)の基準だと、脳血管疾患や心疾患に関する一時金が受け取れる可能性は高くなると考えられます。この点もフレキシィ(Flexi)の評価・評判が高い理由と言えるでしょう。
フレキシィ(Flexi)のメリット、デメリット
以上を踏まえて、フレキシィ(Flexi)のメリット、デメリットをまとめておきます。
フレキシィ(Flexi)のメリット
・七大疾病時の入院の場合、入院給付金の支払日数が無制限になる。
・三大疾病一時金の受取条件が他社よりも有利。
フレキシィ(Flexi)のデメリット
・EVERやメディカルキット等のシンプルな医療保険と比べると保険料が高くなってしまう。